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名城を探訪する旅、花ちゃんバージョンのその3です。
◎東海道線に乗って家康の城を楽しむ2日間by花ちゃんバージョン
今回のプランは戦国時代に終わりを告げ江戸時代へと道を作った、徳川家康の軌跡をたどる旅。
名古屋から東京までの旅路です。
個別の城の探訪時間や乗車時間はあくまでも目安、乗車賃は2020年9月現在のものです。
また個別の城についての詳しい説明はここでは省略しています。
※2日目の江戸城は月曜日と金曜日が休みなのでご注意ください。
ではでは、楽しい城巡りの旅へ参りましょう♪
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1日目
8:50 名古屋 発
↓ 市営東山線藤ヶ丘行き
8:55 栄 着
8:58 栄 発
↓ 名城線右回り市役所・大曾根行き 240円
9:04 名城公園駅
徒歩10分 名古屋城
1、名古屋城(日本100名城 第44番 滞在時間目安90分)
慶長15年(1610)に、家康が西国の外様大名らに天下普請を命じて築城。
名古屋城は大坂城の豊臣秀頼を牽制する目的があり、広大な城郭でした。
五重の天守と小天守を渡櫓で繋いだ層塔型連結式天守や多くの隅櫓、多聞櫓を建造した最大級の城です。
天守は昭和20年(1945)の戦災で焼失しましたが、昭和34年に再建され、本丸御殿は平成30年(2018)に完成し一般公開されています。
徒歩10分
11:01 名城公園 →名古屋 240円
↓市営名城線左回り栄・金山方面行き
11:07 栄 着
11:10 栄 発
↓ 市営東山線高畑行き
11:15 名古屋
11:31 名古屋
↓ 快速 豊橋行き 620円
12:03 岡崎 着
12:07 岡崎 発
12:12 中岡崎 着
徒歩約10分 岡崎城
2、岡崎城(日本100名城 第45番 滞在時間目安60分):家康在城期間・天文11年(1542)~元亀元年(1570)
家康誕生の城として有名な城で、「神君出生の城」として江戸時代には神聖視された城です。
今川氏の人質となった家康ですが、桶狭間の戦いの後は岡崎城に戻ります。
ここを拠点にして三河を統一しました。
家康が浜松城に本拠を移した後は子の信康が入ります。
昭和34年(1959)三重五階の望楼型複合式天守が再建されました。
産湯の井戸が伝わっていますよ。
徒歩約10分
13:33 中岡崎 発
↓ 愛知環状鉄道岡崎行き 230円
13:39 岡崎 着
13:47 岡崎 発
↓ 新快速豊橋行き →浜松 1,170円
14:09 豊橋 着
14:24 豊橋 発
↓ 浜松行き
14:59 浜松 着
駅前から遠鉄バスで約10分「市役所前」下車 徒歩5分 浜松城
3、浜松城(続日本100名城 第148番 滞在時間目安60分):家康在城期間・元亀元年(1570)~天正14年(1586)
家康は元亀元年(1570)年岡崎城から本拠を浜松城に移し、駿河・遠江支配の拠点の城として城の大改修を施しました。
地名も浜松と改めます。
16年間ここを居城とした後、次は駿府城に移りました。
幕末まで譜代の大名が次々に入れ替わり、歴代城主は老中や大坂城代、京都所司代など幕府の要職につく者が多かったため「神君ゆかりの出世城」の異名で有名な城です。
現在の天守は昭和33年(1958)に再建された、三層三階の望楼型独立式復元天守です。
バスで浜松駅前まで帰り
17:20 浜松 発
↓熱海行き 1,340円
18:33 静岡 着
1日目はここで終了。
静岡で泊まり、当地の美味しい料理に舌鼓を打ちましょう。
城巡りではよく足を使いますので、足のマッサージなどをしてゆっくり過ごしてくださいね。
ちなみに静岡から東海道で有名なお菓子、「安倍川餅」は徳川家康が名付けたと言われています。
美味しいですよっ!
2日目
静岡駅から徒歩10分。
9時の開城とともに登城しましょう。
駿府城です。
4、駿府城(日本100名城 第41番 滞在時間目安60分):家康在城期間・天正14年(1586)~天正18年(1590)と慶長12年(1607)~元和2年(1616)
ここから全国の大名や徳川幕府に睨みをきかせていました。
残念ながら、家康が大改修した城は現在ありません。
天正時代に1回目の天守、2回目は家康が隠居城として築かれた慶長12年のもので、天守が完成したかしないかの12月22日に火災で焼失、翌13年に再建されました。
江戸城と同じですね。
三期目の天守は文献によると、五重七階の日本史上最多重階の天守だったようです。でかっ!!
東海道を江戸に向かう大名や旅人たちはきっと、日本一高い富士山よりも駿府城の天守に圧倒されたことでしょう。
まさに大御所の権勢を示す城でした。
現在は二の丸東御門や巽櫓などが復元されています。
10:33 静岡 発 →東京 3,410円
↓ 熱海行き
11:58 熱海 着
12:10 熱海 発
↓ 快速アクティ宇都宮行き
13:47 東京 着
歩いて15分の江戸城に行きましょう。
月曜日と金曜日が休みですので、くれぐれもご注意。
5、江戸城 (日本100名城 第21番:家康在城期間・天正18年(1590)~慶長12年(1607)
言わずと知れた江戸時代の徳川家の本城です。
秀吉の命で関八州の領主となり、慶長8年(1603)征夷大将軍に就任、天下普請で江戸城を拡張整備しています。
広い城郭ですが、富士見櫓や桜田門などたくさんある遺構などを中心に、時間の許す限りゆっくりと探訪しましょう。
1泊2日で、5つの城を回りました。
関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が大坂城の秀頼に睨みをきかし、豊臣恩顧の有力西国大名の財力の消耗&徳川の威光を天下に示すために天下普請で築城した名古屋城。
家康誕生の城、岡崎城。
盤石の300年の平和な時代を築いた江戸幕府の本城江戸城までです。
それぞれの城をゆっくり楽しめたかどうかわかりませんが、テーマを決めて城巡りをするのも興味深いかと思います。
【参考文献】
公益財団法人 日本城郭協会監修『日本100名城公式ガイドブック』(学習研究社 2007年7月3日発行)同『続日本100名城公式ガイドブック』(学研プラス 2018年5月7日第6刷発行)「歴史と旅」(2000年10月号(秋田書店)、南條範夫監修『日本の城 名城探訪ガイド」(日本通信教育連盟)他
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